感染症と潰瘍性大腸炎の診断基準について

感染症も潰瘍性大腸炎も同じような症状が出ます。下痢、食欲不振、頭痛、嘔吐等です。しかし、両者において決定的に異なるのは感染症が遅くとも数週間で症状が治まるのに対して潰瘍性大腸炎は短時間で症状が治まらず、持病として一生かかえていかなければならないものです。両者は非常に似た症状をみせるため医師は早い段階で診断基準を照らし合わせても確定した病名を患者や家族に伝える事が出来ないケースがおおいです。時間が経ちようやく潰瘍性大腸炎と診断出来る事がほとんどです。感染症と言われていた人が後に潰瘍性大腸炎と言い直された人はたくさんいます。
診断基準は存在しています。しかし、似ている部分があまりにも多いためすぐに具体的な病名を出せないです。診断基準が逆に患者の病名を決めると時に混乱の材料になるケースが多々あります。
感染症は突発的に発生し、しばらく安静にしていると回復するケースが多いです。潰瘍性大腸炎はほとんどの人がすぐに回復しないですが、患者によっては短期間で症状が治まる人もいます。そのため、診断基準がうまく機能しないケースも少なくないです。
診断基準にとらわれ過ぎると個人の状態が分からなくなります。医療機関によっては診断基準と同じぐらい患者とのコミュニケーションを重視します。そして、その人の状態をコミュニケーションの中から知ります。初期対応を間違えてしまうと患者の完治までに多くの時間を費やす事になります。診断基準とコミュニケーションを活用して真の病を見つける事はとても大事です。
コミュニケーションや患者の声をあまり大切にしない医療機関は後で苦しい思いをするケースが少なくないです。
患者から病名を知る事が大切です。